30秒でわかる、この記事
- ロタや五種混合は生後2か月から一気に始まり、BCGは生後5か月から。
- 上の子のときは予約の電話を逃して、スケジュールが一か月後ろにずれた。
- 本の一覧表は古くなる。その時点のJIHSと厚生労働省を見るのが一番安全だった。
※ 制度もスケジュールも変わります。受診前に必ず最新の公式情報をご確認ください。
中古で安く買った育児本に、予防接種の一覧表が載っていました。
丁寧に色分けされていて、とても見やすい。どれをいつ打つか一目でわかる。
安心して写真を撮って、冷蔵庫に貼ろうとしたところで、奥付の年を見ました。
……無言で閉じました。
なぜ育児本の一覧表は危ないのか?
予防接種は、育児の中でもとびぬけて制度依存の領域です。定期接種の中身も、推奨される時期も、何種混合になるかすら、数年で書き換わります。
だから、この領域ではこう割り切るのが一番安全でした。
スケジュールは、本でもブログでもなく、その時点のJIHSと厚生労働省を見る。
この記事も含めてです。信用しないでください。
スタートはいつか?生後2か月が夢のように忙しい
大枠としては、生後2か月からロタウイルス、五種混合、小児用肺炎球菌、B型肝炎などが一気に始まり、生後5か月からBCGが入ってきます。
この「一気に」がくせ者で。
うちの上の子のときは、予約の電話をかけるタイミングを逃して、スケジュールが一か月後ろにずれました。何も悪くない、ただ電話しなかっただけです。
なので今回は、母子健康手帳に載っている項目を、カレンダーに先に全部入れました。

ワクチンは、病気を防ぐだけのものなのか?
ここが今回いちばん「へえ」となったところです。
アメリカ小児科学会(AAP)が乳児の睡眠中の死亡リスクをまとめた資料では、定期予防接種が「保護因子」として挙げられています。つまり予防接種は、単体の病気対策というより、赤ちゃんの安全全体の一部に数えられていると。
もうひとつ。近年はRSウイルスの対策が大きく動いています。Cochrane(世界的な系統的レビューの団体)のレビューでは、妊婦さんへのRSVワクチンが、生まれた赤ちゃんのRSウイルスによる入院を減らす方向のエビデンスが示されていました。
妊娠中に打つものが、生まれてからの子を守る。上の子のときにはなかった選択肢です。
この手の話は、妊婦健診で相談するのが一番早いと思います。
結局、親は何をすればいいのか?
調べた結果、やることは3つしかなかったです。
- 最新のスケジュールを公式サイトで見る(ブックマークしてしまう)
- 生後2か月の分を、生まれた直後に予約する
- 母子健康手帳に、打ったものをその日に書く
母子健康手帳はこういうとき本当に強いです。こども家庭庁の情報支援サイトには、親向けの「予防接種(種類、受ける時期等)」のPDFも置いてあります。

冷蔵庫に貼る寸前までいった僕が言うのもなんですが、スケジュールだけは今日の公式を見てください。
まとめ
予防接種だけは、古い紙を信じない。今日の公式が正しい。
なお、古い育児本は今も本棚にあります。寝かしつけのコラムが意外と良かったので。
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